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産業廃棄物とは???

皆さん前回の廃棄物とは???という記事は読んでいただけましたでしょうか?

今回はその続きになりますのでまだ読んでいない方はそちらもご覧ください。

それでは早速、産業廃棄物についてご紹介します。

 

 

産業廃棄物とは???

産業廃棄物とは廃棄物のうち事業活動によって生じた廃棄物の中で、法及び施工令で定めるものと輸入された廃棄物となっています。

種類としては21種類あり、そのうち12種類はあらゆる事業から排出される廃棄物、7種類は特定の事業から排出される廃棄物、輸入された廃棄物、その20種類を処分するために処理したもので20種の産業廃棄物に該当しないものになります。

21種類のうち輸入された廃棄物以外の20種類をまとめて具体例を示したものが下記の表になります。

 

 

“産業廃棄物一覧表(20 種類)と具体的な例

区分 種類 具体的な例

1 燃え殻

廃活性炭、焼却炉の残灰など各種焼却かす

2 汚泥

排水処理の汚泥、ビルピット汚泥(し尿を含むものを除く)、 建設汚泥などの各種泥状物

3 廃油

グリス(潤滑油)、廃溶剤類など、鉱物性動植物性を問わず、 すべての廃油

4 廃酸

廃写真定着液など、有機性無機性を問わず、すべての酸性廃液

5 廃アルカリ

廃写真現像液、廃金属石けん液など、有機性無機性を問わず、 すべてのアルカリ性廃液

6 廃プラスチック類

発泡スチロールくず、合成繊維くずなど、固形状液状を問わず、 すべての合成高分子系化合物(合    成ゴムを含む)

7 ゴムくず

天然ゴムくず(注:合成ゴムくずは、廃プラスチック類)

8 金属くず

鉄くず、アルミくず、不要となった金属、金属の研磨くず、切削くずなど

9 ガラス・コンクリート 陶磁器くず

板ガラス、耐火レンガくず、石膏ボードなどコンクリート製品 製造工程からのコンクリートくずなど

10 鉱さい

高炉・平炉・電気炉等溶解炉かす、不良石炭、粉灰かすなど

11 がれき類

工作物の新築、改築、除去に伴って生じたコンクリートの破片、 レンガの破片など

12 ばいじん

大気汚染防止法のばい煙発生施設、または産業廃棄物焼却施設 の集じん施設によって集められた ばいじん

13 紙くず

建設業、パルプ製造業、製紙業、紙加工品製造業、新聞業、 出版業、製本業、印刷物か工業から  発生する紙くず

14 木くず

①建設業、木材又は木製品製造業、パルプ製造業、輸入木材卸 売業、物品賃貸業から発生する木 くず、おがくず、バーク類 ②貨物の流通のために使用したパレット ※パレットを使用した物品を受け取った場合は、受け取ったところの責任で処理する。

15 繊維くず

建設業、衣服その他繊維製品製造業以外の繊維工場から発生する天然繊維くず

16 動植物性残さ

食料品製造業、医薬品製造業、香料製造業で原料として使用した動物や植物に係る固形状の不要物

17 動物系固形不要物

と畜場で解体等した獣畜や、食鳥処理場で処理した食鳥に係る 固形状の不要物

18 動物のふん尿

畜産農業から排出される牛、馬、めん羊、にわとりなどのふん尿

19 動物の死体

畜産農業から排出される牛、馬、めん羊、にわとりなどの死体あらゆる事業活動に伴うもの業種等が特定されるもの

20 汚泥のコンクリート固形化物など、1~19の産業廃棄物を処分するために処理したもので、 1~19に該当しないもの  ”(注1)

 

 

1~12までがあらゆる事業活動から生じた廃棄物であり、13~19が特定の事業から生じた廃棄物を対象とする品目になります。

13から19においては性状が同じ廃棄物でも特定の事業から生じていない廃棄物に関しては事業系一般廃棄物に区分されます。

簡単に言ってしまえば同じような廃棄物が出たとしても、排出元によってその廃棄物が一般廃棄物になるのか、産業廃棄物になるのかが決まるということです。

輸入された廃棄物に関しては航行廃棄物、携帯廃棄物を除いて性状などにかかわらずすべて産業廃棄物になります。

産業廃棄物の中でも爆発性・毒性・感染性、そのほか人の健康又は生活環境に係る被害を生ずる恐れがあるものに関しては特別管理産業廃棄物に区分されます。

例えば、爆発性で言えば灯油などの廃油、毒性で言えば廃酸、廃アルカリのうちそれぞれ規定された水素イオン濃度指数を満たすもの、感染性で言えば、病院などから生じる血液が付いた産業廃棄物などが該当します。

その為、通常の産業廃棄物より厳しい規制が行われています。

特別管理産業廃棄物に関してはまた別の記事でご説明します。

 

最後に

今回は産業廃棄物の品目に関してご紹介しました。

区分が難しいと持った方も多いのではないでしょうか?

品目によっては一般廃棄物なのか産業廃棄物なのか、分かりにくい部分もありますが正しく理解しなければなりません。

なぜなら、産業廃棄物に関しては排出事業者責任があり、不適正な処理を行った場合は行政処分や刑事罰につながることも大いに考えられるからです。

排出事業者としての責任、コンプライアンスを十分に果たすためにも再度勉強する一助になれば幸いです。

 

 

引用

(注1) 産業廃棄物一覧表(20種類)と具体的な例 – 東京都港区ホー …参照

https://www.bing.com/ck/a?!&&p=8e8c7d63b42f347bJmltdHM9MTcwMTM4ODgwMCZpZ3VpZD0wZWFiODczZC1jNmMxLTY1MWMtMmQzYS05NjQyYzcwZjY0ODUmaW5zaWQ9NTMxMw&ptn=3&ver=2&hsh=3&fclid=0eab873d-c6c1-651c-2d3a-9642c70f6485&psq=%e7%94%a3%e6%a5%ad%e5%bb%83%e6%a3%84%e7%89%a9%e4%b8%80%e8%a6%a7%e8%a1%a8&u=a1aHR0cHM6Ly93d3cuY2l0eS5taW5hdG8udG9reW8uanAva3lva2FzaGlkb3UvZG9jdW1lbnRzL3Nhbm5neW91aGFpa2lidXR1aXRpcmFubmh5b3VfMS5wZGY&ntb=1

2023年11月26日閲覧

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